「番町SJEマルシェ」出展を通じた共生社会の実現を目指して
障害者就業支援を通じて“誰もが自分らしく生きる社会”を目指す株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、2025年5月24日(土)に、東京都千代田区「番町の森」で開催された「番町SJEマルシェ 2025 春 ~ハッケンのマルシェ~」に出展しました。

イベント概要
イベント名:番町SJEマルシェ 2025 春「ハッケンのマルシェ」
目的 :知的障害者の就労体験と、自然な形での多様性理解の促進
開催日 :2025年5月24日(土)11:00~16:00
会場 :番町の森(東京都千代田区二番町14)
主催 :番町SJEマルシェ実行委員会 (企画・運営:一般社団法人HAKKEN)
共催 :NPO法人ピープルデザイン研究所
「番町 SJE マルシェ」は、千代田区のボランティア団体「番町 SJE マルシェ実行委員会」(一般社団法 人 HAKKEN)が主催するイベントで、ダウン症などの知的障害者の就労体験を通じて、地域の子どもたちとの交流や街の活性化を目指しています。SJE は、Sustainable Job Experience(持続可能な就労体験)を意味します。
番町SJEマルシェ 2025 春は「ハッケンのマルシェ」と題し、「発見(HAKKEN)」をテーマに、訪れた人々が新たな価値観や多様性に気づくことを目的としたマルシェです。知的障害者が運営に携わることで、自然な形での共生社会の実現を目指しています 。
当社のブースでは、ロースタリー型障害者雇用支援サービスBYSN(バイセン)で作られたドリップパックを来場者に提供し、合わせてドリップパック及びコーヒー豆の販売を行いました。ブース運営には、障害のあるボランティアスタッフ2名が参加し、ブース呼び込みや接客などを担当していただきました。多くの来場者と笑顔で交流しながら、BYSNの魅力を伝えてくれました。



BYSNで行われるドリップパック製作体験の様子
BYSN は、「Believe Yourself, Start a Newnormal.×焙煎」をテーマにコーヒーの焙煎業務を行う障害者雇用支援サービスです。BYSNの施設内に企業毎の拠点を構え、利用する企業が障害者を直接雇用します。雇用された障害者は、コーヒーづくりに従事し、ハンドピックと呼ばれる豆を選別する手作業から焙煎、アフターピック、パッケージングまで一貫して行います。焙煎作業では、一般的にガスが使用されていますが、BYSNではオリジナルにカスタマイズされた安心安全なプロ仕様の電気式焙煎機により、高品質なコーヒー豆を作り上げます。
そのコーヒー豆から企業オリジナルのドリップパックなどの製品を開発することで、イベントや展示会、採用活動の記念品として自社の認知度向上や、社員の満足度向上など、様々なシーンでコミュニケーションの活性化に寄与しています。
私たちはBYSNで生産されるコーヒーのおいしさが、働いている人たちの自信と誇りに繋がり、継続的な雇用が可能になると考えています。

当社のブースに立ち寄っていただき、コーヒー豆のハンドピックやドリップパック製作体験など、実際のBYSNの仕事に何気なく接していただくことで、働くイメージを持てたり、自身の可能性に気づくきっかけになっていれば嬉しく思います。また、BYSNを通じて、障害者の活躍に地域の方から応援の声掛けをいただく姿を多く見ることができました。
今後も、コーヒーの提供などのさまざまな取り組みを継続し、誰もが自分らしく生きる社会を目指し、共生社会の実現に向けた活動を続けてまいります。

ABA(応用行動分析)やCBS(文脈的行動科学)、第三世代の認知行動療法に基づいた効果的で専門的な支援で、障害者雇用の新しい「場」づくりから定着支援までワンストップで実現する会社です。
「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」の企業理念のもと、2009年創業以来、障害者雇用支援の領域において障害者の「採用」と「定着」に重きを置き、障害者雇用支援サービスサポート付きサテライトオフィス「INCLU」を運営。障害者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」、ロースタリー型障害者雇用支援サービス 「BYSN」、企業/障害当事者向けカスタマイズ研修、在宅雇用支援、障害者採用支援などサービスメニューを拡充しています。一つでも多くの選択肢をつくり、多様な人々の可能性を拡張することで、誰もが自分らしく生きる社会を目指しています。
