今日の絶景

今日の絶景

オーストリアの英雄や女帝が愛した
「美しい眺め」という名の宮殿

Magnificent View #850
ベルヴェデーレ宮殿(オーストリア)

(C) Rudy Sulgan / Masterfile / amanaimages

 バロック建築が多いことで知られるオーストリアの首都ウィーン。なかでも傑作と言われるのが、この豪華な宮殿だ。同じく市内にあるシェーンブルン宮殿とともに、ウィーンの2大バロック宮殿に数えられている。

 完成は1723年。オスマントルコ軍との戦いでウィーンを救った英雄、プリンツ・オイゲンが、夏の離宮として建造した。設計は、バロック建築家の巨匠だったルーカス・フォン・ヒルデブラントによるもの。

 ベルヴェデーレとはイタリア語で「美しい眺め」という意味。庭園からの眺めは、まさにその名の通りの絶景。建物は、オイゲンの邸宅であった下宮と、迎賓館として使われたご覧の上宮からなる。

 宮殿は、オイゲンが亡くなった1752年、女帝マリア・テレジアに売却された。現在はオーストリア絵画館として利用され、グスタフ・クリムトの有名な『接吻』も、ここに展示されている。

2016.01.28(木)

文=芹澤和美

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