今日の絶景

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世界に冠たるウィーン国立歌劇場が
かつて酷評を浴びた意外な理由とは?

Magnificent View #771
ウィーン国立歌劇場(オーストリア)

(C) Rudy Sulgan / Masterfile / amanaimages

 オーストリアのウィーンにあるこの歌劇場は、ミラノのスカラ座、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場とともに「三大歌劇場」と呼ばれている。

 前身は、ウィーン都市大改造計画の一環として建てられ、1869年に開場したウィーン帝立・王立宮廷歌劇場。華々しくオープンを飾ったものの、建物はゴシックやルネッサンスなどさまざまな様式を取り入れすぎていたことから、建築途中から酷評されていた。さらに、建物入口のアーチが盛り土によって車道より1メートル低くなったことから、「皇帝は新劇場を沈んだ箱と評した」という噂まで囁かれていたという。

 第二次世界大戦中、連合軍の爆撃により建物が破壊。120作のオペラ上演のための舞台装置と大小道具と15万着もの衣装が失われた。

 だが、1955年に再建。現在はオペラやバレエが上演されるほか、毎年行なわれるオペラ座舞踏会の会場にもなっている。舞踏会の様子はテレビでも放送され、毎年、高視聴率を記録しているのだとか。

2015.11.10(火)

文=芹澤和美

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