夢と魔法の国「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」。そのうち、カリフォルニアをテーマにした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の広いパーク内には、山や川、フィッシャーマンズ・ワーフやピア、ハリウッドのような街並みにワイナリーまでそろう。

 また、2012年にオープンした「カーズランド」をはじめ「バグズランド」など、ピクサー映画ファンは夢中になってしまいそうなテーマランドも。カリフォルニアらしい雰囲気にひたる楽しみ方をご紹介しましょう。

古きよき時代のLAとカリフォルニアの大自然

カリフォルニアの青い空に、絶叫コースターやシンボルの大観覧車「ミッキーのファンウィール」が映えるパラダイス・ピア。

 いろんな“カリフォルニア”を一気に楽しめてしまう「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」。カリフォルニアに浸るなら、まずはエントランスエリアの「ブエナビスタ・ストリート」へ。ここは、1920~30年代のロサンゼルスの街を再現している。

左:ウォルト・ディズニーは、1923年にスーツケース一つでLAに降り立ったという。「ブエナビスタ・ストリート」でその時代を追体験したい。
右:1937年に世界初の長篇アニメーション映画『白雪姫』を上映した「カーセイ・サークル・シアター」も象徴的に再建されている。

 ノスタルジックな雰囲気に満ちた「ブエナビスタ・ストリート」を散策したなら、次は、大自然を体感できる「グリズリー・ピーク」へ。

ここはカリフォルニアの自然公園のような雰囲気がいい感じの「レッドウッド・クリーク・チャレンジ・トレイル」。吊り橋や滑り台など子供には最高の遊び場。
「グリズリー・ピーク」に掲げられた看板が、郷愁を誘う。
ひとつひとつの標識がリアル。まるで本当の山の中のよう。

 びしょ濡れ覚悟の「グリズリー・リバー・ラン」で野外ならではの冒険心を満たしたら、「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」での空から見るカリフォルニアもおすすめ。風や香りの演出が本当にハングライダーで飛んでいるかのよう。

「グリズリー・リバー・ラン」でのラフティングの水しぶきはかなり激しい。

2015.07.30(木)
文・撮影=小野アムスデン道子