#057 Caohagan Island
カオハガン島(フィリピン)

東京ドームひとつ分の大きさの細長い島へ

東西の長さ約400メートル、いちばん幅が広いところで約170メートルの細長い島。

 カオハガン島のことを知ったのは、1995年発刊のエッセイ『何もなくて豊かな島』という本がきっかけ。内容は、著者である崎山克彦さんがリタイヤ後にカオハガン島と運命的に出会い、島を買うことから始まり、島内の出来事や美しい自然、将来に向けての計画などが語られています。

島民の笑顔は島の宝。いつも何やら楽しそう。
豊かなマリンライフを誇るカオハガン島。2008年に島の南側の海域36万平方メートルを“カオハガン島熱帯珊瑚礁保護区”に設定。環境保護に取り組んでいます。

 海好きならきっと誰もが憧れる「自分の島をもつ」ということ、そして、本に描かれていた、日々の中にありがたいという気持ちを大切にする島民の暮らしに「しあわせそうだなぁ」と、この島への思いは募っていきました。

鏡のように穏やかなラグーン。島民の足はゆっくりと進むバンカーボート。

 カオハガン島はフィリピンのセブ州マクタン島とボホール島の間、オランゴ環礁の7つの島のひとつ。東西に細長い、東京ドームひとつ分くらいのサイズの島です。マクタン島から日帰りで訪れることもできますが、「カオハガン・ハウス」というお宿に滞在することも可能。ただ、通常のアイランド・リゾートとは勝手がまったく異なります。

2015.05.09(土)
文=古関千恵子
写真=カオハガン島