少年のような危うさを残した19歳の新星

 

アドナン・ヤヌセイ(Adnan Januzaj)／MF

 ヤヌセイはまだ19歳のピチピチイケメンです。ブレイクしたのはわずか10カ月前。香川真司と同じマンチェスター・ユナイテッドでデビューすると同時に、一気に人気者になりました。

 少年の危うさを残したままの、王子様のようなはにかみフェイスが魅力。両親がコソボ系アルバニア人でベルギー生まれ……ということで、コソボとアルバニアとベルギーの代表になることができる状態でしたが、ベルギーを選んでワールドカップの代表になりました。

 マンUでは週給3万ポンド(約527万円)を稼ぐヤヌセイですが、彼女とのデートは年相応。初デートで行ったのは、「ナンドス」という英国の人気ファミレスでした。ただ、彼女はドレスを着て行く気合の入れようだったようで、さすがに店内で浮きまくり、2人はその後破局に至ったそうです。

ベルギー(グループH)のグループリーグの見どころ

 ベルギーのワールドカップ出場は12年ぶりですが、世界ランキングは11位。しかもアザールやヤヌセイに象徴されるように若くて有望な選手が多く、世界的にも注目されています。ワールドカップ予選では10試合8勝2分けと負けなしの成績で世界を驚かせており、ブラジルでも上位進出が期待されています。

 じっくり探してみれば、アザールやヤヌセイ以外にも若いイケメンがいるかも。宝の山からお気に入りの選手を探してみましょう！

矢内由美子(ヤナイ ユミコ)
1966年6月23日、北海道生まれ。北海道大卒業後にスポーツニッポン新聞社に入社し、テニス、五輪、サッカーなどを担当。'06年に退社し、以後フリーランスとして活動。Jリーグ浦和レッズオフィシャルメディアスタッフ『REDS TOMORROW』編集長を務める。著作には『Jリーグ15年の物語 カズ＆ゴンたちの時代』(講談社)、『闘莉王 超攻撃的ディフェンダー』(学研)などがあり、最新刊は『ザック・ジャパンの流儀』(学研新書)。ワールドカップ取材はブラジル大会で4回目。
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文＝矢内由美子
写真＝Getty Images / FIFA via Getty Images

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