今回は、台北からちょっと旅をしてみましょう。台湾には台湾高速鉄路(別名:台湾新幹線)と呼ばれる鉄道があります。車両も車内のデザインも、日本の新幹線と同じ。もちろんスピードは高速で、値段は日本の新幹線に比べて格安なので、台北にステイしていても気軽に日帰り旅ができちゃう便利さです。

台鉄台南駅からタクシーで約10分の大東夜市屋台エリア(8ページで紹介)

 今回の目的地は、台湾の古都と呼ばれる「台南」エリア。鄭成功が台湾に上陸した時に最初に築いた政治の中心都市で、その名残を残すノスタルジックな街並みと、ここでしか味わえないB級グルメがたっぷりある街としても有名です。台南の旅は、ガッツリとレストランで食べるより、ちょっとずついろいろな店を食べ歩くのが基本。台湾ぶらぶら食べ歩きにはぴったりの街です!

「台北からのアクセス」
 台湾高速鉄路の始発駅「台北駅」から乗車。車両は商務車廂(グリーン席)、標準車廂(指定席)、自由座(自由席)3種類。標準廂で片道一人1350台湾ドル(日本円約4725円)。所要約1時間40分。切符は当日購入可能。台北駅での当日券の販売は地下1階のチケット売り場で、「當日票」と記載されている売り場にて。

左:台湾高速鉄路(台湾新幹線)車両
右:当日券切符売り場

「高鉄台南駅から市内へのアクセス」
 市内への乗り継ぎバス(無料)で、台南市政府まで移動可能(約20分に1本/所要約45分)。一番便利な移動手段はタクシーで、市内中心部まで約25分、料金は約400台湾ドル(約1400円)。高鉄台南駅に台鉄沙崙線が接続されていて、列車での移動も可能(台鉄台南駅まで約20分・料金18台湾ドル/約63円)。

左:台南駅外観
右:台南駅構内

台南グルメを堪能

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2013.07.28(日)