いつか見たい名作、いつか訪ねたい美術館は増えるばかり。数えたらきりがないところに、さらなるお誘いです。スケールの違いを、マニアックな蒐集を、道程を、ぜひとも楽しんで!
柱のないフレキシブルな空間で
光と未来を体験
●アモス・レックス (フィンランド)
ヘルシンキにあるアモス・アンデルソン美術館が、新しくアモス・レックスとして生まれ変わり、18年夏にオープンしたばかり。
JKMMが設計した約2,200平米のドーム型天井の展示スペースは、柱のない構造になっている。
ワークショップを基軸に、実験的な現代アートから20世紀のモダニズム芸術、古代文化まで、幅広いプログラムを展開していく予定だ。
こけら落としには日本のチームラボが「Massless(質量ゼロ)」をテーマに体験型デジタルアートを発表。
新基軸の美術館として、ヘルシンキの最旬スポットとなっている。
アモス・レックス
所在地 Mannerheimintie 22–24, Helsinki, Finland
電話番号 09 6844 4633(予約専用、月・水・金曜 13:00~16:00)
開館時間 11:00~18:00(水・木曜 ~20:00、土・日曜 ~17:00、最終入館は閉館45分前)
定休日 火曜(ショップは無休)
入館料金 18ユーロ
https://amosrex.fi/
Feature
世界の個性派美術館
Text=Eri Kurobe