部屋ごとに異空間が待っている
巨匠スタルクのデザイン

 マドリードが城壁で囲まれていた頃の名残でもあるアルカラ門は、マドリードのランドマークのひとつ。そのアルカラ門に面した場所に「ラムセス・ライフ」がある。

 このレストランは、なんと、巨匠フィリップ・スタルクが全館デザインした、スペインで唯一のレストランだ。

 フランス人デザイナー、フィリップ・スタルクは、家具をはじめ、食器、トイレタリー製品、電化製品、車、インテリア、建築など、ありとあらゆるデザインで知られている。

 日本では、1989年に、墨田区にあるアサヒビール吾妻橋ホールの建築デザインを手がけた。

 そんな世界的デザイナーが手がけたレストランはハンパじゃない。

 遊び心が満載で、テーブルにライトが仕込まれていたり、壁や廊下に落書きのような手書きの模様があったり、トイレにシャンデリアが掛かっていたり。インテリアが斬新すぎて料理のことを忘れそう(笑)。

 取材時にはピンチョスをいただいたが、食事は地中海料理をベースにトレンドを取り入れた料理。世界各地のワインはもちろん、日本酒まで揃えていて料理と合わせて楽しむことができる。

 テラス席を含めて連日満席の人気ぶりだ。

Ramses.Life
(ラムセス・ライフ)

所在地 Puerta de Alcalá. Plaza Independencia 4, 28001 Madrid
https://www.ramseslife.com/

【取材協力】
イベリア航空

http://www.iberia.com/

たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)

トラベル&スパジャーナリスト。渡航約150回・70カ国、海外スパ取材約250軒超、ダイビング歴約800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は台湾と中国で翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』(PHP研究所)も中国で出版された。新刊『ファーストクラスで世界一周』(ブックマン社)発売即重版決定!
Twitter https://twitter.com/aisha_t
ブログ http://ameblo.jp/aisha
「たかせ藍沙のファーストクラスで世界一周」Facebook
https://www.facebook.com/WRT.by.FirstClassFlight