門脇さんのスイッチ
1冊、1曲、1杯

●1冊
『イタリアからの手紙』塩野七生

「イタリアに行ったことはありませんが、知らない国と歴史に想いを馳せたりしながら、ちょっぴり現実から離れたい時に旅をさせてくれるエッセイ集です」
新潮文庫 490円

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●1曲
「サウス・オブ・ザ・リバー」
 トム・ミッシュ

「移動中はいつも音楽を聴いています。これは知人に薦められ、お気に入りになった曲。仕事帰りの自分へ『お疲れさま』と声をかける気分でリラックスできます」

 『ジオグラフィー』ビート・レコーズ 2,200円

●1杯 
豆乳コーヒー

「朝はいつもコーヒーに豆乳を入れて飲むのが習慣です。そうして1日の活動のスイッチを入れます。この夏は、デトックス作用のある、しそ茶にもはまりました」

映画『止められるか、俺たちを』

1960~70年代、若者たちは若松孝二の映画に夢中だった。新宿のフーテンだっためぐみ(門脇麦)は、ピンク映画の助監督として、若松プロの門を叩く。めぐみの視点で描かれた熱い時代の青春群像劇。
監督:白石和彌 出演:門脇麦、井浦新ほか
2018年10月13日(土)より全国公開
(C)2018若松プロダクション
http://www.tomeore.com/

門脇 麦(かどわきむぎ)

1992年生まれ、東京都出身。2011年にデビュー。主な出演作品に『二重生活』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)など。『ここは退屈迎えに来て』が10月19日公開。19年には2本の主演映画『チワワちゃん』と『さよならくちびる』がある。

2018.10.06(土)
Text=Tomoko Kurose
Photographs=Shota Matsumoto
Styling=Junko Okamoto
Hair & make-up=Naoki Ishikawa
Thanks to=青山ブックセンター本店

CREA 2018年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

101人の本と音楽とコーヒー。

CREA 2018年11月号

人生をちょっと自由にする、心の「スイッチ」
101人の本と音楽とコーヒー。

定価780円

慌ただしい毎日に、ちょっとひと休み。本と音楽とコーヒーを愛する101人に、大切な1冊、1曲、1杯を教えてもらいました。ちょっとだけ自由な気持ちになれたり、自分らしくいられるような、皆さんの心の「スイッチ」をご紹介します。