イタリアといえば美味しい食事、美味しい食事といえばマンマ。そんなイメージってステレオタイプ過ぎ? という不安を優しく笑うように、芳しくて力強くてあったかくて、一度食べたら忘れられない、そんなお皿の数々が私たちを待っていた。北イタリア山岳リゾートのアグリツーリズモのおいしい料理を紹介します。


珠玉の湖の町と
極上のフリーコ

Agriturismo Pian Dei Tass
(アグリツーリズモ・ピアン・デイ・タス)

店の人気メニュー“フリーコ” 8ユーロ。

 フリーコとは、ジャガイモとチーズで作る郷土料理。“フリーコ”がとびきり美味しいと評判のアグリツーリズモ「ピアン・デイ・タス」に足を延ばした。

 ジャガイモのホクホクとした甘み、チーズの塩味と酸味をカリッと焼き上げた、病みつきになる美味しさ。

山の畑で自家栽培したジャガイモでニョッキを手作り。
“自家製ニョッキ 鴨のラグー” 8ユーロ。
卵も放し飼いの鶏から。すべて「ピアン・デイ・タス」。
“牛肉のグーラッシュ” 10ユーロ。煮込み料理のグーラッシュはハンガリーやドイツ文化圏の郷土料理だが、支配を受けたこの地方でも郷土料理として根付いている。

 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州西部のポルデノーネからのバスは1日4本しかないが、食べに行く価値はあり。

自家栽培のリンゴから作るビールとシードル。
宿泊施設の建物。後ろに聳えるのは世界自然遺産の山ドロミーティ・フリウラーネ。

 周辺は美しい大自然がいっぱいだから、宿泊してのんびり、というのもあり。

昔の農家の建物を利用したダイニングルーム。
シェフのジャンフランコさん。

Agriturismo Pian Dei Tass
(アグリツーリズモ・ピアン・デイ・タス)

所在地 Via Pentina 24, Barcis, Pordenone, Friuli-Venezia Giulia
電話番号 0427-76282
宿泊料金 39ユーロ~(朝食込み)
客室数 5室、アパート3棟
※3~11月の週末と祝日に営業、夏季は無休。食事だけの利用、最寄りバス停への迎えはともに要予約
https://www.piandeitass.it/

Feature

北イタリアのマンマの味を
地元で愛される店で堪能

Text=Sayaka Miyamoto
Photo=Kinta Kimura
Special Thanks=Daniela Patriarca(ICT-Italian Culinary Tradition)、Regione Südtirol/Alto Adige、PromoTurismoFVG

この記事の掲載号

イタリア

CREA Traveller 2017年夏号

イタリア人に愛される
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定価1110円(税込)

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。