銭湯には生活の中にすっと入り込む気軽さがある。普段は味わうことのできない昭和の匂いを感じたり、オーナーさんや常連客との触れ合いなどその魅力はひとつじゃない。デザインに凝っていたり、見所もたくさんある、心からのんびりできる「デザイナーズ銭湯」を、銭湯ハンコ作家の廣瀬十四三さんがおすすめしてくれました。

◆御谷湯[東京都・墨田区]

 2015年にリニューアルオープンした御谷湯の温泉は「黒湯」や半露天風呂での「かけ流し温泉」、体温に近い温度を保つことで心臓に負担をかけずゆっくり入れる「不感温湯」とさまざま。

入口の奥には畳の上で寛げるスペースを用意。棚に設置された水槽の中で、ゆらゆらと泳ぐ金魚を愛でながらのんびりしよう。
黒湯の壁面は、梅と流水をテーマに描かれたモザイクタイルを設置。

「ペンキ絵師の丸山清人さんによる“葛飾北斎の浮世絵”をモチーフにした富士山と東京スカイツリーが眺望できる半露天風呂が楽しめます」(廣瀬さん)

風呂上がりのアイスは何にも勝る至福。色とりどりのアイスから選び放題!

御谷湯
所在地 東京都墨田区石原3-30-10
電話番号 03-3623-1695
営業時間 15:30~翌2:00
定休日 不定休
料金 大人 460円
http://mikokuyu.com/

●教えてくれたのは……
廣瀬十四三(ひろせ としぞう)さん[銭湯ハンコ作家]
サラリーマンを経て銭湯ハンコ作家として活動をスタート。銭湯を回る日々を送る。2016年7月には東京都荒川区「梅の湯」で個展を開催した。活動の詳細はツイッターアカウント「@senju1043」をチェック。

2018.05.31(木)
Text=Shiho Kodama
Photographs=Tamon Matsuzono

CREA 2016年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この特集の掲載号

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