稲葉絵里子(いなば えりこ)さん
家族:夫、長男(小2)、次男(年長)
会社名:株式会社エスクリ
肩書:事業開発本部 海外事業グループマネージャー
働き方:フルタイム(9:00~18:00)

一生に一度の晴れ姿をサポート

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 15年もウエディング業界で働く稲葉さんは、物腰が柔らかく知的な雰囲気を持つ2児のママだ。

 フラワーアレンジメントが好きで花屋に就職した稲葉さんは、フラワーコーディネーターとしてウエディングに関わるようになった。その後、花だけではなく、ウエディング全体に関わりたいという気持ちが強くなり、ウエディングプランナーになったという経歴を持つ。

 レストランウエディング、専門式場などで働く経験をした後、2008年にエスクリに転職。会場プランナーとして手腕を発揮する。

 一生に一度の晴れやかなシーンのお手伝いをするウエディングプランナーは、責任も伴うがとてもやりがいのある仕事。お客様の思いを具体化する様々なアイデアを出したり、サポートをしつつ結婚式まで新郎新婦の伴走をする。

 8年前に担当をした人が今も結婚記念日にレストランへ来てくれたり、家族ぐるみで長いお付き合いが続いているお客様がいたりすることは、稲葉さんにとっての誇りだ。

 しかしプランナーは体力勝負でもあり、土日にも仕事が入るなど、子育てとの両立は難しい面もある。そのため育休復帰後はコールセンター業務につき、仕事を続けてきた。

 エスクリで産休・育休を取得したのは稲葉さんが2例目だという。

 「制度としてはあったけれども実際どうやっていくかは、会社としても手探りでした。現実はこうだよね、こうなったらいいよねと会話をしながら実績を作っていくことができたのは、よかったと思っています」

 それから7年たち、今では社内で働くママはとても増えた。

 「社内のママ同士でお花見に行ったりすると、全員が子どもを連れてくるので、ものすごい人数になって驚きます」とうれしそうだ。

 プランナー自体は厳しい仕事だ。けれども産休・育休を取りやすくし、仕事の配置を工夫したりチーム全体でうまく連携を図ったりすることで復帰しやすい環境となり、ワーママでも働きやすい職場になっていることがうかがえる。

 稲葉さんは、コールセンター勤務後は、少人数ウエディングサービスや新しい式場の立ち上げなどを経て、現在は海外のお客様が日本で挙式をするためのサービスの開発や、逆に日本のお客様が海外で挙式をするためのことにも携わる。

 女性社員の多い職場にあって、稲葉さんはいつの間にか仕事でも子育てでも頼れる先輩になっているようだ。

朝活の様子。海外事業部のメンバーで英会話トレーニングを定期的に開催している。

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2018.05.27(日)
文・撮影=HITOMINA

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