台湾といえばタピオカミルクティーというイメージがあると思うのですが、今は次から次と新しいドリンクスタンドが生まれ、ヒットした店はあっという間にチェーン展開。またたく間に街中で看板を見かけるようになるというのが、最近の台湾ドリンクスタンド事情です。

 このドリンク戦国時代を勝ち抜くために、各店特色を出したり、趣向を凝らしたりしたオリジナルドリンクの数々は、消費者としてはうれしいかぎり。

 そんなドリンクスタンドですが、誰もがアクセスしやすい台北駅前は、実は地元台湾人も驚くくらいのドリンクスタンド密集地帯。これはもうドリンクスタンドストリートと名付けてもいいのではと思うくらい、3、4軒連なっているのがあたりまえ。とにかく店がひしめきあっています。

台北駅正面。この向かい側がドリンクスタンド密集地帯。

 「50嵐」「COMEBUY」、キャラクターといつもコラボしている「清心福全」、そして昨年日本進出を果たした「COCO」、タピオカミルクティー発祥の春水堂が経営する「茶湯會」などは店舗数も多く、いまや老舗の風格すら感じさせる定番のドリンクスタンド。

小さな店が連なる南陽街。特に横に交わる信陽街を越えたこのあたりはほぼドリンクスタンド。

 そのほか近年一気に広まった感のある高品質牛乳を使用した「迷客夏 milk shop」、こちらも最近日本進出を果たしたフルーツたっぷりのフルーツティが看板商品の、台中からやってきた「一芳台灣水果茶」あたりはこだわり系。登場したときから人気で、いまも常に人だかりができています。

 「一芳台灣水果茶」もそうですが、地方発祥で人気が高じて台北中心部に進出してくるというドリンクスタンドは、味のクオリティもさすがに高いものが多く、昨今の注目株。同じく台中からやってきた「可不可熟成紅茶」や、台南発祥の手作りタピオカが人気の「Queenny 葵米」は、一口飲めばその人気の理由がわかるほどの美味しさです。

西門方面へ向かう開封街。写真に写っているのもすべてドリンクスタンド。

 台北駅前にある「シーザーパークホテル」や百貨店「新光三越」の裏に広がる学生塾が集まったエリア。「南陽街」という通りを中心に少しうろうろしただけで、あっという間に数々のドリンクスタンドを目にします。

 台湾のドリンクスタンドでは大抵どの店も砂糖と氷の量を選べるのが特徴。自分好みの味にカスタマイズすることができます。

 砂糖は正常→少糖→半糖→微糖→無糖というように5段階から選べ、正常を100%とすると70、50、25、0といった甘さの割合となります。ですので正常を注文するとかなりの甘さです。

 氷の量は正常→少冰→微冰→去冰となっており、正常で氷たっぷり、去冰で氷なしの状態。もちろん人によって好みは様々ですが、おすすめを聞かれると「半糖少冰」、砂糖半分、氷やや少なめが、どのドリンクも美味しく飲める比率な気がしているのでそう答えています。

メニューの種類が豊富なので、迷ったときには店頭のおすすめなどを参考に。

 今回は比較的新しく、かつ特色の感じられる店から、定番のタピオカミルクドリンクと店のおすすめ商品をピックアップしました。ぜひドリンクスタンド選びの参考にどうぞ!

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2018.05.08(火)
文・撮影=矢作晃之

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