前回の記事で、1泊2日でも台湾旅を充分に満喫できることがわかったところで、具体的な旅のプランを提案しよう。

 コロンとしたかわいいフォルム、プルプルの薄皮に透けて見える汁(つゆ)だくの肉団子。湯気が立つ蒸篭がテーブルに置かれるとき、スタッフさんに告げられる「食べるときにお汁がチュッと飛び出ますから注意してくださいね」の言葉。こんなにも食べる前から期待感を抱かせ、そして決してそれを裏切らない料理とは……そう、小籠包!

 というわけで、台湾1泊2日グルメ旅の第1弾は「小籠包」がテーマ。連載「台湾ぶらぶら食べ歩き」の著者・矢作晃之さんに、台北の小籠包を満喫するための巡り方を、詳しいアクセスガイド付きで教えてもらった。

#THEME 01
「寝ても覚めても小籠包」Day1

=10:00 台北駅着=

 小籠包を極めるためには、まず小籠包を深く理解する事が大切! ということで、食べる前に手作りに挑戦。

【MRTで移動】
台北駅→MRT淡水信義線乗車(所要約2分)→台大醫院駅4番出口より徒歩約5分

<ランチ&アクティビティ>

◆點水樓 懐寧店

懐寧店外観。1~3階までと席数が多いのが特徴。小籠包作りの受付も1階カウンターで。

 インターネットのおいしい小籠包の店ランキングで1位の栄光に輝いた実績のあるレストラン。観光客の皆さんにより深く小籠包を知ってもらうためにと、実際に小籠包作りが体験できる台北市内唯一のレストランです。何店舗か支店がありますが、自分で作れる店舗は市内ではこちらの懐寧店のみ。

店内は豪華な中華風インテリア。2階はオープンキッチンになっているので作業風景が見られる。

 小籠包作りではまず先生が模範を見せてくれます。皮を薄く延ばす作業は先生がやってくれますので「包む」がメイン。しっかり折り目をつけて破かないように優しく包む作業は想像よりも難しいかもしれませんが、先生から親切丁寧に教えてもらえる&レシピもいただけるので、帰国後は自宅小籠包も夢ではありません。

まるで早送りをしているかのような、プロの技を間近で見られるチャンス。
小籠包の美しいひだの作り方を習得。

 製作はひとり5つ。店舗で食べるものより、ひと回り小さいサイズで作ります。仕上がりの見た目は少々悪くとも、自分で作った小籠包たちはきっと可愛らしくて仕方がないことでしょう。

蒸す前の小籠包。なんとも愛らしい姿です。
蒸しあがった小籠包。

 そして完成品を実食。普段の小籠包よりも何倍もおいしい? いや、愛おしい味に間違いありません。小籠包は包み方によってスープの出かたに違いがでるとのこと。教室の後はそのままお食事をお楽しみいただけますので、プロが作った小籠包と食べ比べてみるのもおすすめです。

點水樓 懐寧店
所在地 台北市中正區懷寧街64號
交通 MRT台大醫院駅4番出口より徒歩約5分
電話番号 02-2312-3100
営業時間 11:00~14:30/17:30~22:00
Facebook https://www.facebook.com/dianshuilou

●小籠包作り体験(DIY)
開催時間 10:30~/16:30~(1日2回)
料金 1人 1000元(2名様より)
※小籠包の他にスープとデザートがつきます。予約は2日前までにFacebookのメッセージまたは電話にて(日本語可)。

<次のページ> 台湾小籠包の元祖店をめざして「永康街」へ

2017.12.19(火)
文・撮影=矢作晃之

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