トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート

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「ザ・リッツ・カールトン大阪」
都会のおこもりで欧州気分を味わう

 世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。

 第177回は、小野アムスデン道子さんが大阪の誇るラグジュアリーホテルに泊まります!

アフタヌーンティーと共に
優雅この上ないチェックイン

フロックコートを着たドアマンがにこやかな笑顔でお出迎え。

 関西出身の私は、大阪でなかなかホテルに泊まるということがなかったのだが、紳士・淑女と言われるオトナになったら一度は宿泊してみたいと思っていたのが「ザ・リッツ・カールトン大阪」。

 クラシックな雰囲気のホテル内は、約450点もの絵画と調度品に彩られ、ちょっとしたミュージアムなみ。メインダイニングは、ミシュラン1ツ星。JR大阪駅から徒歩7分という大都会の真ん中で、ヨーロッパへの旅気分が味わえるというわけだ。

広々したクラブラウンジでは、多彩なフード・プレゼンテーションが楽しみ。

 33階から35階までの3フロアーは、「ホテルの中のホテル」といわれるザ・リッツ・カールトン・クラブレベル。このフロアーに宿泊するゲストは、眺望の開けた34階にあるクラブラウンジでチェックインを行う。

 「ザ・リッツ・カールトン大阪」は、2017年の全面改装の際にクラブフロアーも刷新し、クラブラウンジは1.2倍の広さになった。リビング、バー、ダイニングと5つのエリアのある寛ぎの空間で、1日に5回ものフード・プレゼンテーションが開かれる。

14時30分から16時30分の間に、クラブラウンジでサーブされる英国式アフタヌーンティー。この機会は逃せない。

 まず、クラブラウンジを訪問すると、そのままアフタヌーンティーの席へ。その間にチェックインの手続きが進む。

 この日は、3段のトレイをフォアグラテリーヌのパフペストリーサンドイッチやオマールのババロアなどのセイヴォリーと呼ばれる軽食、ストロベリーのタルト、スコーンなどのスイーツが飾る本格的なものが供された。お茶も、茶葉のセレクションや個性あるフレイバーが楽しめる9種類から選ぶことができる。

 アフタヌーンティーのサービスの際の席の案内から「いらっしゃいませ、小野様」と名前で迎えられるのは、さすがザ・リッツ・カールトンのサービス。

 従業員全員が、ラテン語で信条を意味する「クレド」と呼ばれる小さなカードを持ち、そこには常に心がけるべきサービスやモットーなどが記されていて、「あたたかい、心からのごあいさつを。お客様をお名前でお呼びします」という記述もある。パーソナルなあたたかさを感じるサービスこそ、このホテルのいちばんのバリューといえるものだ。

 クラブラウンジのコンシェルジュに、この日のスケジュールを確認。おこもりでホテルを満喫すると決めていたので、16時からアートツアー、その後にスパとレストランでの食事という予約をお願いしていた。その前に、部屋に入って着替えよう。

エレベーターホールに置かれたアンティークな電話は実際に使うことができる。一つ一つ小さな調度品まで実に凝っている。

 エレベーターホールにはクラシックな電話が置かれている。邸宅の一部のようなデザインがほどこされているのだ。

客室では、落ち着いたインテリアの中にモダンなアートがアクセントを添えている。

 そして客室は、落ち着いた淡いブルーと優しいベージュを基調としており、バスルームは白い大理石。こちらもどこかヨーロッパの邸宅に招かれたかのような雰囲気だ。

白い大理石の床に、ゆったりとした白いバスタブ。優雅な気分にひたることができる。

<次のページ> 貴族の邸宅みたいな館内を巡るアートツアー

2018.02.26(月)

文・撮影=小野アムスデン道子

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