今日の絶景

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かつて「中東のパリ」と讃えられた
レバノンの美しき首都ベイルート

Magnificent View #1351
ベイルート(レバノン)

(C)Freeman Patterson / Masterfile / amanaimages

 山々が続く美しい自然に恵まれていることから、「中東のスイス」と呼ばれるレバノン。そして「中東のパリ」と呼ばれていたのが、首都のベイルートだ。

 第一次世界大戦の後、レバノンはフランスの統治下にあったため、ここにはパリを思わせる街並みが築かれた。第二次世界大戦中に独立して以降は、中東の主要都市として発展した。

 1975年から約15年にわたり続いた内戦で街は壊滅的な被害を受け、復興の兆しが見えた2006年にはイスラエルによる空爆に遭うなど、苦難の歴史も歩んできた。だが、現在は復興が進み、かつての繁栄を取り戻しつつある。

 中東の都市というと、スカーフをまとった人たちが行き交うイメージもあるが、ここを訪れればその先入観は覆されるだろう。エメラルドグリーンの海や、潮風が心地よい海岸通り、街を行く人々の自由な服装が、ヨーロッパの都市を思わせる。

 とはいえ、近代的な街並みの一角には、今も銃弾の跡が残る古い建物も。この街の平和が長く続くことを願ってやまない。

2017.12.10(日)

文=芹澤和美

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