今日の絶景

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レバノンに残る古代ローマ神殿の
土台となった巨石に秘められた謎

Magnificent View #529
バールベック(レバノン)

(C) Robert Harding Images/Masterfile / amanaimages

 レバノンの東部、ベカー高原にあるバールベックは、世界遺産にも登録されている古代ローマ遺跡だ。遺跡は3つの神殿から構成されている。

 この遺跡の象徴となっているのが、ご覧のジュピター神殿。2~3世紀に建てられたとされているが、コンスタンティヌス帝がキリスト教を国教と定めた後、神殿の破壊が進み、大部分は損壊してしまっている。

 神殿の土台となっているのが、「トリリトン(驚異の三石)」と呼ばれる3つの組み石。石の大きさは、長さ約18メートル、幅は約4.8メートル、重さは650トン~970トンで、建築物に使われた切石としては世界最大。建設当時、これほどの巨石をどうやって運んだかは、いまだに解明されていないという。

2015.03.13(金)

文=芹澤和美

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