トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート

トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート

日本海のイメージを心地よく覆す?
2泊3日の若狭路ドライブ旅行へGO

 世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。

 第166回は、芹澤和美さんが福井県南部でドライブ旅行を楽しみます!

北陸道総鎮守に安全を祈願して
いざ絶景ドライブ!

日本屈指のリアス式海岸である若狭湾沿岸には、絶景がたくさん。そのひとつが、三方五湖。

 「若狭を旅してみたい」と思ったのは、数枚の写真がきっかけだった。そこには、神話に登場しそうな神秘的な湖や、光が差し込む美しい洞窟のある無人島、キラキラと光るミルキーグリーンの海が写っていた。

 調べてみると、気になるパワースポットも点在しているし、食の楽しみも豊富だ。東京から、東海道新幹線と特急しらさぎ号を乗り継ぎ、敦賀まで約3時間と、案外アクセスもいい。さっそく、2泊3日の若狭路ドライブ旅行を決行した。

食を司る神が祀られている氣比神宮。歴史が長く、格式高い神社だ。

 旅の拠点となる敦賀駅を降り、まっさきに訪れたのは、北陸道総鎮守であり、越前國一之宮でもある氣比(けひ)神宮。境内に足を踏み入れたとたん、清らかな空気に包まれて、とても気持ちがいい。

 なんといっても、ここは旅ライターの大先輩、松尾芭蕉も訪れるのを楽しみにしていたという場所。私も、まずは旅の安全を祈願。

氣比神宮
所在地 福井県敦賀市曙町11-68
電話番号 0770-22-0794
https://kehijingu.jp/

プレママが続々と祈願に訪れる常宮神社。参拝記念に用意されてあったのは、神社の前にある貝殻。こんな配慮も温かくて素敵。

 ここから車で15分ほどのところには、敦賀湾を望む常宮(じょうぐう)神社もある。境内には小さな滝や赤い欄干の橋が配され、とても雰囲気がある。

 ここは、「お産の常宮さん」と呼ばれてプレママに親しまれているという。私も、まもなく出産を控えた友人のために、ここで安産のお守りを入手。ご利益はあり、友人は無事に元気な赤ちゃんを出産した。

常宮神社
所在地 福井県敦賀市常宮13-11
電話番号 0770-26-1040

創業110年を越える老舗酒店に併設されたフレンチ、「ル・サンオンズ」。オープンキッチンで、肩肘張らなくていいカジュアルな雰囲気。

 ありがたい神社を2社めぐったところで、そろそろランチタイム。若狭といえば魚、そしてなんとなく和食のイメージがあるけれど、あえて選んだのは、フレンチ。

 氣比神宮からすぐの「ル・サンオンズ」は、その日に水揚げされた魚を食べさせてくれるレストランだ。プリフィクスで選んだメニューは、ブリのソテー。岩海苔のバターソースをかけたブリはふっくらとして、昼からワインが欲しくなるおいしさだった。

ル・サンオンズ
所在地 福井県敦賀市栄新町3-14
電話番号 0770-23-2372
http://www.osakeya.info/

レインボーライン山頂公園は絶好の夕陽観賞スポット。

 ランチの後は、いよいよ絶景ドライブ。三方五湖(みかたごこ)と若狭湾に挟まれた緑豊かな丘陵地帯を登る全長約11キロの有料道路、レインボーラインを移動する。

 三方五湖は、山間に点在する5つの湖の総称。塩分濃度と水深が違うため、それぞれ色が異なって見える、若狭路を代表する景勝地だ。

 このレインボーラインきっての絶景ポイントが、「レインボーライン山頂公園」。山頂には、ケーブルカーかリフトで行く。そこで眼下に眺めたのは、なんとも神秘的な風景。日本海と五つの湖、越前岬から敦賀半島、そして若狭湾に浮かぶ島を眺めているうちに、雄大な自然からパワーを得たような不思議な気持ちになった。

レインボーライン山頂公園
所在地 福井県三方上中郡若狭町気山18-2-2
電話番号 0770-45-2678
http://www.mikatagoko.com/

<次のページ> 神秘の海「青の洞窟」でカヤックも

2017.09.26(火)

文・撮影=芹澤和美

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