発売中のCREA9月号「本と音楽とコーヒー」では、特集テーマとなった3つのカルチャーを楽しめる町・鎌倉をご紹介。「鎌倉さんぽ 本と音楽とコーヒーが似合う町へ」にて、地元在住のライター赤澤かおりさんと、ミュージシャンの小川コータさん&とまそんさんにお気に入りのスポットを伺いました。
今回は、さらに鎌倉さんぽを楽しくしてくれる、案内人の方々の本とCDをご紹介します。
鎌倉の本当においしいもの
居心地いいお店がぎゅっと一冊に
20年以上鎌倉に暮らし、地元のおいしいものと素敵なお店を知り尽くす赤澤かおりさんが、同じく鎌倉在住のカメラマンの長野陽一さんと、鎌倉を散歩するかのように歩き、食べ、撮影してきた記録をまとめた書籍。
町の蕎麦屋さんやコーヒーとオムライスがおいしいカフェ、仕事帰りに立ち寄るというビオワインとつまみがおいしいワインバーなど、とっておきの全52店舗を掲載。赤澤さんの鎌倉への愛を感じる、じっくり読みたい一冊。
『鎌倉 のんで、たべる。』
赤澤かおり 著 朝日新聞出版 1,500円
赤澤かおり
鎌倉在住のフリーライター・編集者。料理と旅を中心に執筆・編集を行う。『LOCAL HAWAII』(ハイディ・タム氏、内野 亮氏との共著、京阪神エルマガジン社)など、ハワイ関連の書籍も多数。2017年9月末には、WEBでの連載「仕事人の本棚」をまとめた『本棚の本』(アノニマ・スタジオ)も発売予定。
2017.08.14(月)
撮影=松本輝一、佐藤 亘