眠らぬガラ・ナイトは
夢見心地の船内で

左:花火の下をゲストは船へと移動。オフィサーたちがそれを見守ります。
右:アンサンブルの生演奏が流れる、吹き抜けのアトリウム。ステージにもスワロフスキーのクリスタルが光ります。
ショップが並ぶ、MSCメラビリアの目抜き通り「プロムナード」。天井のLEDスカイスクリーンに目を奪われます。

 命名式が終わると、ゲストたちは興奮覚めやらぬまま、船内へと移動。

 そこでまず目を奪われるのは、レセプションのあるアトリウムから上階へと延びるスワロフスキー・クリスタルの階段、そして、その階段の先にあるMSCメラビリアの目抜き通り「プロムナード」の頭上を覆う80メートルにわたる壮大なLEDスカイクリーンです。

 このスカイスクリーンに映し出されるのは、世界の名だたる建造物の天井の数々や満点の星空。自分がどこにいるのか、一瞬わからなくなってしまいます。

ゲストたちの正装とスワロフスキーのクリスタルがキラキラと輝く階段で。
ガラ・ディナーのスターターは、ウニとキャビア、銀箔が添えられたカリフラワーのパンナコッタでした。

 数あるラウンジやバーで、ゲストたちはカクテルを堪能。そして、ガラ・ディナーのためにレストランへと移動します。

 幕開けは、ロンドンの5ツ星ホテル、ザ・コノートのミシュラン2ツ星レストランで腕を振るうフランス人女性シェフ、エレーヌ・ダローズさんがこの日のためにプロデュースしたというゴージャスなスターターです。

パスタとデザートも凝っています。

 祝賀のガラ・ナイトは日付が変わっても終わることなく、プールサイドで、ダンスフロアで、シャンパンバーで、ゲストたちは思い思いにMSCメラビリアでの時間を楽しんだのでした。

カラフルなライティングの下で踊るゲストたち。MSCメラビリアの夜は眠らないのです。

 豪華設備を誇る、まるで動く一大リゾートホテルのような、MSCメラビリアでの地中海クルーズは、意外にもリーズナブルな7泊8日で659米ドルから。

 次回から、処女航海の模様をレポートしつつ、船上での施設や楽しみ方をたっぷりお届けします。

【取材協力】
MSCクルーズ

http://www.msccruises.jp/