審査員特別賞に輝いたのはこの3軒!

 審査員特別賞は計3組が受賞。1組目は、岩手県代表「安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬」。

「安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬」の“3種の八幡平スムージー”と“八幡平豊洋卵の厚焼き卵”。プレゼンターは料理長の小野寺正男さん。

 “3種の八幡平スムージー”は、写真左から、ブルーベリー、完熟山葡萄、ほうれん草をベースにしたもの。いずれも、八幡平の高原で育った食材です。味わいも食感も3種それぞれに個性豊か。“八幡平豊洋卵の厚焼き卵”は、地元産の卵を使った旨みあふれる一品となっています。添えられた山葡萄塩とえごまを振りかければ、味の変化を楽しめます。

安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬
所在地 岩手県八幡平市赤坂田254-9
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/68096/68096.html

 2組目の審査員特別賞を獲得したのは、山梨県代表「大泉高原 八ヶ岳ロイヤルホテル」。

「大泉高原 八ヶ岳ロイヤルホテル」の“ふわふわフレンチトーストに自家製ジャムを添えて”と“あけの金時(さつま芋)と温泉たまごのサラダりんごのドレッシングで”。プレゼンターは、洋食料理長の武井文昭さん。

 “ふわふわフレンチトーストに自家製ジャムを添えて”は、卵黄と牛乳に一晩漬け込んだバゲットに絶妙な加減で火を通したもの。ルバーブとゆずのジャムがよく合います。“あけの金時(さつま芋)と温泉たまごのサラダりんごのドレッシングで”は、日照条件に恵まれた明野町で育てられたさつま芋を、蒸かし、ピューレ、チップスという3通りの方法で調理したもの。高原野菜との相性もぴったりです。

大泉高原 八ヶ岳ロイヤルホテル
所在地 山梨県北杜市大泉町西井出字石堂8240-1039
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/7759/7759.html

 審査員特別賞、3組目の受賞者は、宮城県代表「秋保温泉 ホテル瑞鳳」。

「秋保温泉 ホテル瑞鳳」の“清流育ち秋保米と気仙沼産フカヒレの中華あんかけ粥”と“大地の恵み地元野菜で目覚めの一杯!活力黄金スープ”。プレゼンターは、調理部主任の金子幸史さん。

 “清流育ち秋保米と気仙沼産フカヒレの中華あんかけ粥”は、秋保で育ったひとめぼれと気仙沼特産のフカヒレを使ったメニュー。この贅沢なマリアージュは、朝から幸せ気分を高めてくれそう。“大地の恵み地元野菜で目覚めの一杯!活力黄金スープ”では、澄みきった黄金色のスープに色とりどりの野菜が浮かんでいます。ひとつひとつの素材が物語性に富んでいて、朝の食卓を囲む家族や友人との会話が盛り上がること間違いなし。

秋保温泉 ホテル瑞鳳
所在地 宮城県仙台市太白区秋保町湯元除26-1
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/30766/30766.html

2016.12.13(火)
文=井上孝之
撮影=佐藤 亘