イベントでのオアシス的なスポット

屋外なのに「バー」が併設されていて唯一お酒が許可されている貴重なスペース。

 「HAWAII」と聞くと、なんかどこに行っても心地よい風に吹かれながらのビアー&泡なんかを思う存分楽しめる場所だらけ……なんつうイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実は逆にそういった場所がやたらと少ないのが現実。

 なぜならハワイ州では基本屋外でのアルコールは禁止されているため、みんなビーチや公園等でよくパラソルを広げたり BBQなんかをして大いに賑わっているものの、 実はお酒は一切飲んではダメ。

 つまり今ひとつパァ~と盛り上がれないわけなんであります(涙)。

 ところが そんなハワイではありますが、ファーマーズマーケットなんかでも大活躍のフードトラック(キッチン設備が整ったトラック! )が大集合したイベント施設が至る所に登場しておりまして、近頃大ブームであります。

ケワロ湾沿いの、知る人ぞ知る 昔「フィッシャーマンズ・ワーフ」があった跡地にある「メイカーズ&テイスターズ」。

 その中でもココ、「メイカーズ&テイスターズ」だけは、珍しく屋外なのに「バー」が併設されていて唯一お酒が許可されている貴重なスペース!!

 場所はちょうど、ワードエリアとカカアコエリアの真ん中あたりと言うか、「ワード・ウェアハウス」を海側に渡ったその一帯と言いますか。

 ケワロ湾沿いの、知る人ぞ知る 昔「フィッシャーマンズ・ワーフ」があった跡地。

 その一番奥にあり、午前11時から夜10時まで休みなしでオープンしている、その名もずばり「TEN ELEVEN BAR」は、まさにその空き地に咲いた一輪の花のごとく、イベントでのオアシス的なスポット!!

 昼はひとり、ビーチの合間に水着で気ままに喉の渇きを潤しに、夕方はサンセットを眺めながらアモーレ(笑)とセンチメンタルにアペルティフ……。フライデーナイトは目の前に広がる「HILTON」名物の花火を目当てに、仲間内でワイワイとと、時間経過とともに変化していく自然のインテリアに合わせて、使い方もまさに十人十色。まさにこここそみなさまがイメージする「THE HAWAII」的なバーなのかもしれません。

メインの「フードトラック」は常時10台以上が日替わり&昼、夜で入れ替わる。

 メインの「フードトラック」は常時10台以上が日替わり&昼、夜で入れ替わるもんだから、いつ行っても新しいものに出会えて、新鮮さには事欠くことがないのが、このイベントのいいところ!!

2016.07.14(木)
文・撮影=小川カズ