新店来訪! 美味しい出会いに一番乗り

新店来訪! 美味しい出会いに一番乗り

中華オタクのシェフ渾身の一軒家新店
「JASMINE 憶江南」は巨大肉団子が旨い

中華オタクの総料理長、新たな冒険のはじまり

 中国料理のとりこになった少年がいた。当時中学1年生だった彼は、横浜中華街のとある台湾料理店に通っては、香り高い料理の数々にのめり込む毎日を過ごしていた。やがて学校を卒業すると、さまざまな中国料理店で経験を積み、六本木の高級ホテルの中国料理店で腕をふるうまでに。

エントランスからワクワクさせてくれる佇まい。

 2011年、若くして広尾の「中華香彩 JASMINE」の総料理長に就任、そして、5年後の2016年3月24日、ついに彼は、一軒家レストラン「JASMINE 憶江南」をオープンするまでになったのだ。

 自らを「中華オタクです」と公言する彼の名は、山口祐介。

中華料理のキャリアは20年にもなるという山口祐介氏。

「店名の“憶江南”は、中唐の詩人・白居易が江南の風光明媚ぶりを詠んだ漢詩の題名からとりました」

 中目黒から徒歩10分ほど。住宅街のなかの一軒家レストラン、「JASMINE 憶江南」。以前、イタリアン「AW Kitchen」のあった場所といえば、わかる人がいるかもしれない。

広尾店と比べると、かなりゆったりした造りで居心地抜群。

 2フロアあり、1階は客室数36。ソファを配したテーブル席は、半個室のようになったスペースもあり、落ち着いて食事が楽しめる。2階には、8名収容の個室も!

 さあ、料理をいただきましょう。単品であれこれ頼むのももちろんいいけれど、コースやお任せでサーブされる前菜も忘れてはいけない。広尾店からの看板メニュー、JASMINE名物よだれ鶏をはじめ、鎮江名物の肴肉(豚の煮こごり)、上海風鮒の煮つけなど、お酒の進む品々が卓に並ぶと、それだけでテンションがあがる。

ある日のおまかせ前菜から。工夫をこらした品に箸もお酒もノンストップ!

<次のページ> メインディッシュに釘付け!

2016.06.20(月)

文・撮影=Keiko Spice

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