松尾たいこの三拠点ミニマルライフ

松尾たいこの三拠点ミニマルライフ

三拠点生活は不便もあるけれど
仕事の合間に小旅行を楽しんでいます

家によって間取りも配置もばらばら

このエッセイは、軽井沢の家のテラスで書きました。新緑がきれいです。

 三拠点生活をしていると、今までにはない苦労もいくつかあります。

 東京・軽井沢・福井でそれぞれ借りている家は、全て間取りや置いてある家具、その配置が違います。

 まあ当然ですよね。でもそれは時に、私たち夫婦を混乱させる原因になります。

 1カ月の間に三カ所を移動していると、寝ていてふと目覚めた時に「あれ? いまは、どの家にいるんだっけ?」ってわからなくなる時があります。

 寝室のドアは、東京ではベッドの頭側、斜め右上にあります。軽井沢ではベッドの足元、斜め左下にあり、福井ではベッドの右横あたり。

 だから夜中に起きてトイレに行こうとすると、出口がわからなくなることがあるのです。先日も夜中に夫が壁に向かって立ちすくんでいました。真逆に進んでしまったようです……。

軽井沢の家はやはり新しいだけあって、キッチンは一番広くて使いやすいです。

 東京~軽井沢の移動は車なので、冷蔵庫内の食材を全てエコバッグや保冷バッグに詰めていきます。だけどそれぞれ置いている冷蔵庫は、野菜室と冷凍室の位置が上下逆。持ってきた食材を入れる時や、お料理の時など、よく間違えて無駄に2回引き出しを開ける羽目になります。

 福井の冷蔵庫は、友達にもらった小さなもので野菜室はありません。東京~福井へは電車や飛行機での移動となり、食材は使い切らないといけないので大きな冷蔵庫が必要ないのです。

 でも私はうまく調整できなくて、残った野菜など処分することも多くて反省。

 台所用品は、なるべく3カ所で同じモノを揃えるようにしていますが、福井のアトリエは1年前に借りた時に間に合わせで買ったモノも多く、使い勝手がよくなくて、夫は苦労しているようです(台所仕事は全て夫が行っているので)。

『悪魔の薔薇』タニス・リー・著/松尾たいこ・絵(河出書房新社 奇想コレクション)から。

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2016.05.14(土)

文・撮影=松尾たいこ

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