今日の絶景

今日の絶景

「日本から一番近い欧州の都市」
ウラジオストクの情趣に富む街並み

Magnificent View #959
ウラジオストク(ロシア)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 日本から最も近いヨーロッパの都市といわれているのが、ロシア極東部の湾岸都市、ウラジオストク。成田から2時間35分で到着するこの街には、欧風建築が並ぶ坂道を路面電車が走り、情緒ある風景が広がっている。

 街が建設されたのは1860年。以降、鉄道敷設と港湾開発により、著しく成長を続けた。街名は、「東方を支配する街」という意味。その名に違わず、ロシアの極東政策の拠点となる軍事および商業都市となった。

 だが、海軍の拠点としての港があったことから、1952年からは、外国人はおろか、市内居住者を除きソ連国民の立ち入りも禁止される閉鎖都市に。長く街の様子はベールに包まれていたが、1989年にソ連国民、ソ連が崩壊後の1992年に外国人にも開放された。

 今では、かつての軍事設備も観光名所となり、多くの旅行者が訪れている。欧風の風情と、元共産国の面影が混在した独特の街は、近い将来、日本人にも身近なデスティネーションとなるかもしれない。

2016.05.16(月)

文=芹澤和美

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