今日の絶景

今日の絶景

富士山のように美しい南米の火山は
インカ帝国時代は聖地と崇められた

Magnificent View #949
リカンカブール山(チリ)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 美しい円錐形をしたリカンカブール山は、ボリビアとチリとの国境にまたがる火山。ご覧の風景は、チリのアタカマ砂漠から眺めたものだ。

 姿が富士山にも似ていることから、訪れた日本人の間では「アタカマ富士」と呼ばれることもある。だが、富士山と違って山腹の積雪はごくわずか。これは、この地域の降水量が極端に少ないためだ。

 標高は5916メートル。山頂近くにある火口湖は、世界で最も高い海抜高度にある湖の一つでもある。湖付近の気温はマイナス30度にもなり、一年のほとんどは凍っているが、そうした環境にしては珍しく、動物プランクトンが生息しているという。

 そんなリカンカブール山は、インカ帝国時代は聖なる場所として崇められていたとされ、大規模な遺跡も残されている。この山から産出されるクリスタルは、お守りとして人気を集めているのだとか。

2016.05.06(金)

文=芹澤和美

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