今日の絶景

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国会議事堂の中庭に設けられた池が
かつて果たした意外な役割とは?

Magnificent View #946
国会議事堂(東京都)

(C)Lloyd Sutton / Masterfile / amanaimages

 実物を見たことはなくても、ニュースや教科書などで、この建物は何度も目にしたことがあるだろう。昭和11年に誕生以来、日本の政治の中枢であり続ける国会議事堂だ。

 建設に17年もの歳月を費やした建物の高さは、中央塔が約65メートル、両翼部が20メートル。竣工当時は日本一の高さを誇り、御影石で装われた瀟洒な外観から、「白亜の殿堂」とも呼ばれていた。

 建物の基本デザインは意外にも、一般公募されたものが参考にされている。118通の応募があり、選ばれた図案の草案者には、賞金1万円が贈られたのだそう。実際の設計は、大蔵省臨時議院建築局が作成した。

 正面に向かって左側が衆議院、右側が参議院。衆議院中庭には池があり、馬車で登院する議員が多かった時代に、馬の水飲み場として使われいたのだそう。

 ここは政治の中枢でもあると同時に、昔から東京を代表する観光名所。本会議開会時を除けば、参議院を見学することもできる。

2016.05.03(火)

文=芹澤和美

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