今日の絶景

今日の絶景

反米国家キューバの首都に立つ
米連邦議会議事堂そっくりの建物

Magnificent View #380
カピトリオ(キューバ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 キューバの首都、ハバナの中心地に立つ貫禄あるカピトリオ。「どこかで見たことがあるような……」と思うのは、気のせいではない。1929年に建てられ、約30年間、国会議事堂として使われていたこの建物は、アメリカの連邦議会議事堂を模して作られたものだ。

 大理石を贅沢に使い、24カラットのダイヤモンドを床に埋めた(現在あるものはレプリカ)建物は、高さ98メートルの4階建て。豪華な内装からは、当時、キューバが砂糖産業で繁栄していたことが伺える。だが、その富は実質的に支配していたアメリカのもので、多くの国民は貧困を強いられていたという。

 1959年、キューバ革命で成功を収めたカストロによる新政権が誕生。その後、アメリカは長期に渡る経済封鎖をキューバに対して行っている。今となっては、皮肉にも思えるこの建物だが、目の前に泊まる現役のクラシックカーとともに、ハバナの人気写真撮影スポットとなっている。

2014.10.15(水)

文=芹澤和美

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