今日の絶景

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カステッロ広場を囲む壮麗な建物は
トリノ黄金時代の記憶を今に伝える

Magnificent View #871
カステッロ広場(イタリア)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 イタリア北西部、ピエモンテ州の州都としてにぎわう都市トリノ。フランス貴族のサヴォイア家がこの地に初めて居城を構えたのは、1280年のこと。以降、16世紀にはサヴォイア王国の首都、そして1861年にはイタリア王国最初の首都となるなど、この街は長く、政治の中心にあった。

 かつての繁栄を偲ばせるのが、中心地のカステッロ広場だ。ここには、サヴォイア家の権力の象徴である王宮や、王妃たちが暮らしたマダマ宮殿、トリノで最も美しい教会の一つといわれているサンロレンツォ教会など、歴史を物語る建物が並んでいる。

 現在、王宮は図書館として、宮殿は美術館として使われ、かつてサヴォイア家の重要な拠点だった一帯は、文化の中心に。

 近隣には、オペラ歌手や政治家も常連だったという老舗のカフェもあり、ここでトリノ発祥のチョコレートドリンク、ビチェリンを味わうのが、ローカルたちの楽しみとなっている。

2016.02.18(木)

文=芹澤和美

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