五感を磨く京都歳時記

五感を磨く京都歳時記

京都で、新年に向けてMY箸づくり体験

京都の冬の見どころ&イベント

ひたすら削って、随分細くなりました。ある程度、好みの太さまで削ったら、サンドペーパーで仕上げます。角張った形、丸みのある形など、お好みで。

 秋から冬へ。そろそろ新年を迎える仕度を意識する頃ですね。京都では、12月13日になると、「事始め」と言って、五花街の舞妓さんや芸妓さんたちが師匠や日頃お世話になっている方々にご挨拶に行きます。南座では、年中行事の「吉例顔見世興行」が始まり、役者さんたちの名前を書いた「まねき」と呼ばれる看板が上がり、だんだんと新年の訪れを感じさせます。

MY箸完成! ケースに入れると見栄えもすっかり既製品みたい!?

 京都では、新しい物を使い始める時を意識することが多く、日用品一つとっても、「せっかくやから新年まで待っておろそうか」、「今、おろさんとお一日(月初めの一日)にしよし(しなさい)」などと母によく言われたものです。そう思うと、新しい物の使い始めは、夜ではなく朝にするといったことが日常的に染みついているのかもしれません。日常のお箸も、新年への思いを込めて、一つ作ってみようと、「横山竹材店」を訪ねました。

体験教室の様子。グループで参加するのも楽しいですね。

 堀川下長者町のバス停近くの、あらゆる竹製品の小物を扱う店舗を訪ねると「横山竹材店」の横山裕樹さんが迎えてくれました。こちらでは、予約すると「炭化煤竹MY箸体験」ができます。テーブルには、成形しやすいように切り出された竹が用意されていました。これをひたすら削って、附属の箸箱に入るくらいに仕上げていきます。最初は道具の扱いに慣れませんでしたが、徐々に慣れてきます。この削っている時間が「無心」になれて、いいものです。

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2011.11.30(水)

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