プロがこっそり教える賢い海外旅行術

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一見利用不可の会員制クラブに
潜入する驚きの裏ワザはこの3つ!

元日は上海の会員制クラブで過ごす

上海の会員制クラブKEE CLUBの4階にある個室。かぎられた人だけがアクセスできる空間である。

 この年末年始は上海にいました。きっかけは格安のツアーを見つけたこと。羽田発の往復航空券とザ・ポートマン・リッツ・カールトン上海3泊であわせて1人総額約63,000円と年末年始にしてはなかなかリーズナブルでした。

 さて、今回の上海滞在で一番印象に残ったのが元日のブランチで訪れた会員制クラブの「KEE CLUB」です。

 このクラブはもともと香港にある有名な会員制クラブで、香港中のセレブリティの集まるところとして知られていました。ガチョウで有名な「レストラン鏞記(Yung Kee/ヨンキーレストラン)」のオーナーが所有するクラブであり、ヨンキーの上層階にあることから、「キー」クラブとよばれています。

左:敷地内の階段にはめられたステンドガラスからはやさしい午後の光が差し込む。
右:ダイニングルームには巨大なタペストリーが飾られる。客層は西洋人や富裕層の家族連れがめだつ。

 KEE CLUBが上海にもオープンしたのは2008年のこと。そのときに手を組んだのがダンヒルやヴァシュロン・コンスタンタンなどを傘下におくリシュモングループです。上海のフランス租界に位置し、1921年と1927年に建てられたツインヴィラの歴史的建築物がリノベーションによって美しく生まれ変わりました。ヴィラは4500平方メートルの敷地の中にあり、エントランスから庭に入ったとたん、上海の喧騒を忘れさせてくれます。

敷地内にはダンヒルとヴァシュロン・コンスタンタンが入っている。KEE CLUBはちょっと……という人はぜひこの店舗だけでも足を運んでみてほしい。

 建物の1、2階はダンヒルとヴァシュロン・コンスタンタンが入り、3、4階が会員しかアクセスできないKEE CLUB。予約した名前を告げると、こじんまりとしたダイニングルームに案内されます。ダイニングルームのほかに、バーや宴会向きの個室も多数用意されており、いずれもアンティークの調度品が飾られ、静謐な大人の空間です。

 この日のブランチは298元(約5,400円)。同額を追加するとシャンパーニュがフリーフローとなります。ブランチの質は上海では上々。とりわけパンオショコラはサクサクでバターが香り高く、お替りをしてしまいました。

左:ブランチのコースに含まれていた黒トリュフ入りのポレンタ。料理の料金は高級ホテルのレストランよりもやや安め。
右:食後はテラスでくつろぐのもよい。

 KEE CLUBのホームページによると年会費が50,000元(約90万円)、外国人の場合は12,000元(約21万6,000円)と、会員になるにはなかなか高いハードルです。しかし、会員でなくてもこのクラブを利用する方法がいくつかあります。

KEE CLUB
URL http://www.keeclub.com/

レストラン鏞記(Yung Kee/ヨンキーレストラン)
URL http://www.yungkee.com.hk/

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2016.01.25(月)

文=橋賀秀紀

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