今日の絶景

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中世の面影濃いポーランドの古都が
くぐり抜けてきた受難の歴史とは?

Magnificent View #839
ヴロツワフ(ポーランド)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 ポーランドの古都ヴロツワフ。中世の面影が薫る美しいこの街は、ポーランドの中でも特に複雑な歴史を持っている。

 11世紀にはポーランド王国を代表する金融産業都市として栄えたが、13世紀以降、モンゴル兵の侵攻などで荒廃。その後も幾度となく大火や大地震に見舞われ、17世紀にはオーストリア帝国を統治していたハプスブルク家に相続される。

 18世紀、オーストリア継承戦争でハプスブルク家からこの地を奪い取ったプロイセン王国のものとなり、第二次世界大戦中はドイツの一部に。終戦に伴い開かれた1945年のポツダム会談によって、ようやくポーランドに返還された。

 その歴史は受難の連続だったが、現在は、ポーランドで最も住民所得が高いといわれるリッチな街に。戦争で破壊された街も市民によって正確に復元され、街並みの美しさから、観光地としても人気を集めている。

2016.01.17(日)

文=芹澤和美

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