今日の絶景

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美しいバラが咲き誇るイランの庭園は
「楽園」という名を持つ世界遺産

Magnificent View #806
エラム庭園(イラン)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 イラン南西部の都市、シーラーズにあるエラム庭園は、歴史と美しさを兼ね備えた名園だ。

 建造はカージャール朝時代の19世紀。メインの建物は7色のタイルで装飾され、その姿を写す鏡のような池が造られている。この池から続くのは、階段状に水が流れ落ちる美しい水路。その脇では、ナツメ椰子が生い茂り、木陰を作る。

 「エラム」とはペルシャ語で「楽園」のこと。春はバラが咲き乱れ、夏は果実が香り、美しい装飾も見られるここは、まさにパラダイス。

 現在は隣接するシーラーズ大学の所有となっているが、博物館としても一般公開。晴れた日は、木陰で読書をする学生や、観光で訪れた家族連れなどの姿が見られ、とても和やかな雰囲気だ。2011年には、イランにあるほかの8つの庭園とともに「ペルシャ式庭園」として、世界遺産にも登録されている。

2015.12.15(火)

文=芹澤和美

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