今日の絶景

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イラン初の世界遺産に登録された
古代遺跡が発見されたきっかけは?

Magnificent View #540
チョガ・ザンビール(イラン)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 イランで初めて世界遺産に登録された、チョガ・ザンビール。紀元前にあったといわれる古代エラム王国の都市遺跡で、建造されたのは紀元前1250年頃といわれている。

 その特徴は複合遺跡であること。遺跡は3層の同心円状の壁に囲まれ、中心の層には「ジッグラト」と呼ばれる階段状のピラミッドが、2番目の層にはさまざまな神を祀る寺院が、そして3番目の層には王宮などの施設があった。

 チョガ・サンビールはアッシリアにより紀元前7世紀に破壊された後、長い間その存在を知られることはなかった。1935年、偶然にここを発見したのは、油田調査中の飛行機。その後に行われた発掘調査により、全貌が明らかになった。

 ジッグラトの保存状態が非常に良く、古代の文化・宗教を現在に伝える貴重な遺跡とされて、世界遺産に。かつての都は長い沈黙を経て、ふたたび注目を集めている。

2015.03.24(火)

文=芹澤和美

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