今日の絶景

今日の絶景

廃墟となった今も壮麗さが伝わる
アケメネス朝ペルシアの都

Magnificent View #490
ペルセポリス(イラン)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 地中海沿岸からインドにいたるまで、広大な領土を支配した大帝国、アケメネス朝ペルシア。その王宮として紀元前518年に築かれたのが、イラン南部に残るペルセポリスだ。

 東西約300メートル、南北約450メートルの大基壇の上に残るのは、城門や宮殿、謁見の間、宝物庫など、数々の建築群。スケールの大きさだけでなく、施された彫像やレリーフが紀元前のものとは思えないほど精巧だったことからも、アケメネス朝の繁栄ぶりがうかがえる。

 最盛期は、支配下にあった諸民族が貢物を持って次々と訪れるほど、栄華を極めた大帝国。だが、紀元前331年、アレクサンドロス大王が率いるマケドニア軍によってペルセポリスは焼き払われ、終焉のときを迎える。このとき、ここにある財宝を運び出すために1万頭のロバと5000頭のラクダが必要だったという。

2015.02.02(月)

文=芹澤和美

同じテーマの記事

もっと見る

TRAVEL} 新着記事

もっと見る

  • X BRAND
  • ILTM
ページの上部へ