今日の絶景

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バラと廃墟が名物の北欧の街は
『魔女の宅急便』の舞台のモデル

Magnificent View #710
ヴィスビー(スウェーデン)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 スウェーデン最大の島、ゴットランド島の中心都市ヴィスビーは、世界遺産にも登録されている、北欧きっての観光地。旧市街には石畳の小径や赤瓦の家、聖堂の廃墟など中世の遺跡が点在し、春から夏にかけてはバラが咲き乱れることから、「バラと廃墟の街」とも呼ばれている。

 バルト海の中央に位置するここは、ドイツを中心に結成されたハンザ同盟の中核都市でもあった場所。13世紀には貿易の中継地点として栄え、街には商人の倉庫が立ち並んでいた。

 だが、14世紀に主力商品だったニシンの漁場が遠くへ移動したことから、街並みは一変。15世紀には海賊に支配され、さらに16世紀にはハンザ同盟内の内紛が起き、街は破壊されてしまう。

 当時の繁栄を物語る廃墟が、今では観光スポットとなっているヴィスビー。その独特な街の景観は、アニメ映画『魔女の宅急便』に登場する街のモデルにもなっている。

2015.09.10(木)

文=芹澤和美

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