今日の絶景

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カサブランカに聳える巨大モスクは
モロッコの技術の粋が結晶した至宝

Magnificent View #577
ハッサン2世モスク(モロッコ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 カサブランカの海に面して堂々と聳えるこの建物は、前国王ハッサン2世により建てられたモスク。1986年から8年がかりで建造された。

 建物の中では約2万5000人、敷地全体では約8万人が一度に礼拝できるという規模は、モロッコに数あるモスクの中でも最大級。約200メートルのミナレット(尖塔)も備え、身体を清める泉や浴場、神学校、図書館、博物館、カフェまで併設している。

 ハッサン2世がこだわったのは、大きさだけでなく、その建築工法。伝統的な手法を徹底し、モロッコ全土から3000人以上の職人を集め、すべて手作業により、緻密な装飾が施された。

 モロッコの技術の結晶ともいわれ、カサブランカ随一の観光スポットにもなっているこのモスク。膨大な建設費用は、国民の寄付金と税金で賄われたという。

2015.04.30(木)

文=芹澤和美

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