【第3位】調布/「明西寺」のつるべとシロ

左がつるべで右がシロ。

 調布のお寺にいる2匹の看板ネコ。境内を自由にパトロールするのは、白黒のつるべ師匠。カゴにしっぽり収まっているシロは、とっても美人。オスだけど。お寺2階のベランダが定位置で、お寺の方が外をほうきで掃き掃除をする音が聞こえると、瞬時に2階の屋根から飛び降りて、「シャーッ!」とほうきにしがみつくのが日課だそう。「お寺って意外と自由なんだな」と、印象に残っているネコたちです。

【みなさんからの応援メッセージ】
・シロがカゴにすっぽりはまっている姿に私もはまりました。(小町さん)
・とてもキュートなニャンちゃんですね! 癒されます♪(うさみんさん)

【第3位】桜新町/喫茶店「紫光庵」みー

商店街のアイドル、みー。18ページをご覧ください
拡大画像表示

 同票3位は和喫茶のみー。まんまるでモフモフで、とてもさわり心地のいいネコ店長です。お抹茶が楽しめる和喫茶で、基本的にいつもお店にいます。店主が点ててくれたおいしい抹茶を楽しみながら、かわいいかわいいみーを愛でる。店主とのお話も楽しく、何時間でも居座ってしまいそうな至福のひと時です。桜とサザエさんで有名な桜新町。濃いピンクの八重桜が満開になる4月中旬がおすすめです!

【みなさんからの応援メッセージ】
・ただ居るだけでいいんです。(愛猫家さん)
・かわいい店長さんですね! 長生きしてね。(ふくどんさん)

 看板ネコ“総選挙”、たくさんのご参加ありがとうございました。ぜひ『商店街のネコ店長』を片手に、ぶらりのんびり、ネコ店長ツアーと商店街めぐりを楽しんでいただけるとうれしいです。

『毎度あり! またきてニャ 商店街のネコ店長』
著・梅津有希子 本体1,200円+税
大人気のネコフォトブック『吾輩は看板猫である』、第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の著者、梅津有希子さんが、看板猫を探して、商店街を巡ります。
»オンライン書店で購入する(文藝春秋BOOKSへリンク)

梅津有希子 (うめつ ゆきこ)
編集者・ライター。1976年北海道生まれ。ヤマハ勤務の後、FMラジオ局、編集プロダクションなどを経て、2005年に独立。女性誌や単行本、webを中心に、ペット、料理、美容など幅広いジャンルで活動中。「CREA cat」「CREA Dog」を毎号担当するほか、別冊マーガレットの『青空エール』(集英社/河原和音)の監修も務める。著書に『吾輩は看板猫である』『吾輩は看板猫である 東京下町篇』(文藝春秋)、『We are ブサかわねこ』(角川書店)、『終電ごはん』(幻冬舎)がある。
公式サイト:http://umetsuyukiko.com Twitter:@y_umetsu

Column

梅津有希子の商店街ネコ探訪

大人気のネコフォトブック『吾輩は看板猫である』、そしてその第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の著者、梅津有希子さんが、看板猫を探して、今度は商店街を巡ります。

2014.12.03(水)