究極のサーフボードを生み出し続ける憧れのサーフブランド

 サーフボードの先端に乗ってポーズを取る、人形(ひとがた)の真ん中に斜に入ったフットボールの形のようなデザイン。サーファーなら一度は見たことのある、古くからあるトレードマークです。これは「Inter-Island Surf Shop(インターアイランドサーフショップ)」のロゴデザイン。

ロゴステッカーはお土産に最適。かっこいい!

 1959年にカカアコで創業し、レジェンドと呼ばれる有名シェイパーたちによって生み出される究極のサーフボードで、50年以上もの間ローカルに愛されてきました。今もなおファンを増やし続ける地元サーファーたちのアイコンショップともいうべきところ。

左:インターアイランドサーフショップのサーフボードでビッグウエーブに乗る、60年代のサーフ写真を店内にディスプレイ。ビンテージ感が店内の雰囲気にあいます。
右:ショートボードからロングボードまで各種揃います。

 時代の移り変わるなか、カカアコの店を閉めシェイパーの自宅ガレージで営業していたこともあるという波瀾万丈な歴史の中でも、ファンたちは常にこのインターアイランドサーフショップを探して、つきとめ、注文をする。有名サーフブランドが中国などで生産をして、安価なボードが手に入るようになった現在でも、このブランドはローカルシェイパーの手によって、削り、グラスファイバーを施し、製作するというスタイルを貫いています。

 時代に逆らっているようでありながら、実はしっかりと両足でサーフィンの生まれたこのハワイの地を踏みしめているような力強さ。それはまるで颯爽と波に乗るサーフボードにも似た、時代をくぐりぬける軽やかさを感じます。

<次のページ> ショップはまるで小さなサーフ博物館のよう

2014.11.18(火)
文・撮影=工藤まや

SHARE

この記事が気に入ったら「いいね」をしよう!