手みやげとは、「あなたのことをこんなに大事に思っています」という思いそのものだと私は思っています。だから、どこででも買えるものではなくて、「私のために、わざわざ?」と相手が思ってくれるスペシャル感のあるものを選ぶことが、手みやげ道のキホンなのです。

 銀座千疋屋のいちじくのサンドイッチ(ひと箱1100円)はスペシャル感いっぱいです。まず、包みのルックスのよさ。「これ、どうぞ」と差し出したとき、必ず、「わぁ~」と歓声があがります。「なに? なに?」とドキドキしながらふたを開けると、箱の中にきちんと納まっているのはサンドイッチ。でも、見慣れない“具”に相手は首をかしげるでしょう。「何のサンドイッチ?」そうたずねられたら、ニッコリ微笑みながら「いちじくなのよ」と応えましょう。「え~、いちじくのサンドイッチなんてあるの? 初めて!」と相手は言うでしょう。たいていの人にとっては初めてのはずです。銀座千疋屋の季節限定、知る人ぞ知るサンドイッチなのですから。

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2011.09.21(水)