パリのグルメシーンはいつだって新しいニュースがある。進化系のビストロやブラッスリーなど、心が弾む一軒が次々と登場。さあ、新たな美味しさを堪能するために、花の都へと出かけよう!

» 第1回 パリの“今”を味わうならこの場所! 「ラザール」
» 第2回 大注目の1号店がパリに上陸! 「ビュヴェット」
» 第4回 ベストビストロに日本人シェフ選出! 「レ・ザンファン・ルージュ」

Caillebotte (カイユボット)

入り口の目の前にあるオープンキッチン。

モダンな雰囲気で女性客に大好評!

前菜からデザートまでどれも彩りが豊かで、インテリアの色調ともぴったり。

 1930年代からビストロだった場所で黒板メニューを使い、ガストロノミーでの経験を生かした料理で人気のパントルーシュ。開業から3年経ち、同じ9区に2軒目を開いた。今度の店は、北欧風の椅子にマーブルのテーブル、淡いグリーンの布を配した長椅子が女性好み。ガラスで仕切られたアトリエ風のキッチンと、角地で窓の多い店内は開放的だ。

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撮影=吉田タイスケ
文=川村明子
構成=矢野詔次郎