素材の持ち味を生かすパリのビストロが
大好評につき2号店をオープン！

予約は1週間前が必須の人気ぶり

左：前菜2品。手前は、グリーンアスパラに、さっと火をあてただけのイカと仔牛のジュ。奥はボラのセビーチェ。
右：ピスタチオ入りのフィナンシエに、ポメロのグラニテ、マスカルポーネのクリームを合わせたデザート。

 料理の内容は1号店と同じだが、こちらでは少し大きめのお皿の全面を使うようにして盛りつけており、モダンな印象に。風味の強い魚は、それを調味料と捉え、味付けの塩をほんの少しにするなど、素材の持ち味を最大限に生かす。前菜・メイン・デザートで35ユーロとあって、予約は1週間前が必須の人気ぶりだ。

活気のある商店街マルティール通りから、一本入った角にあるお店。天井が高く優しいトーンの店内には、落ち着いた雰囲気のお客さんが多い。

撮影＝吉田タイスケ
文＝川村明子
構成＝矢野詔次郎