まずは歩数を測ってみよう

 まずは歩数を測ってみましょう。測る、といっても「UP24」を付けていつもと同じように過ごせばいいだけ。私は1日の目標歩数を1万歩に設定してみました。

 これが1日の歩数を表示した画面。頑張って歩いたので1万歩をクリア。目標達成105%となっています。画面上部のグラフは歩いた時間帯と運動量を示しています。赤い棒グラフは活動量が多いということ。この日は、夜飲んだ後に駅から自宅まで歩いて帰ったので、0時前の活動量が高いですね。もっと平均的に歩けるといいのですが……。ほか、カロリーの総消費量や活動時間などもわかります。

 また、活動していない時間帯が長い時にリストバンドがバイブレーションでブルブルッと震えて教えてくれる「アイドル」機能も搭載。PCなどデスクワークが多い人は、これを設定しておくと便利。私は45分間運動していなかったら知らせてくれるよう設定。原稿を書いている間にブルブルと震えるのがわかるので、席を立って軽くストレッチをしたり、外に出て歩いたりしています。いい気分転換になるので、これはかなり重宝しています。

意外と知らない自分の睡眠の質

 続いては睡眠時間を測ってみましょう。

 「UP24」は、手首の微細な振動を感知して深い・浅い睡眠を測定できます。深い睡眠は青のグラフ、眠りが浅い時は水色のグラフになります。オレンジのグラフは、目覚めている時間を示しています。ずっと寝ていたつもりでも3回も目覚めているとは驚きました。

 ちなみにこの日の私は、寝ていた時間が6時間32分なのに、実際に眠っていたのは5時間44分。睡眠の質があまりよくないようです。こうやって視覚的に自分の眠りがわかると、枕などの寝具を変えたり、寝る前のスマホいじりはやめようかなと睡眠の質の改善を自発的に行なえます。

 ユーザーの起床・就寝時刻を判断し、ベストな就寝時刻を教えてくれる機能も搭載。就寝時刻が近づくとリストバンドが震えて教えてくれる設定も可能なので、「あ、そろそろ着替えて横になろう」など寝る前の準備ができるというのもユニークです。

 ほかにも、バイブレーションで起こしてくれるアラーム機能や、仮眠に使えるパワーナップ機能も搭載。短時間で眠ってリフレッシュできる昼寝が注目されていますが、例えば30分後に振動するようにパワーナップ機能をONにしておけば、昼寝のしすぎも防げます。

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2014.06.08(日)
文・撮影=にしかわゆみこ