この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年5月2日)

» きのうのレシピ「スナップえんどうとエビのっけ焼きそば」


vol.292 大きな豆腐つくねのっけ丼

大きな豆腐つくねのっけ丼。
大きな豆腐つくねのっけ丼。

 どーんと大きなつくねをごはんにのっけて。豆腐が入っているのでフワフワです。つくねに黄身をつけて食べるのは正直なところ、卵がもったいないなあと思って、控えておりましたが、いざつけてみると「うむ、これは必要なものじゃ」と思うようになりました。

 白身は肉だねにまぜて、そして隠し味にかつおぶしをいれて旨みマシマシ、ごはんが進みますよ。

■材料(1人分)

肉だね
・鶏ひき肉:100g
・絹豆腐:1/4丁(約75g)
・にら:20g
・生姜すりおろし:小さじ1
・卵白:1個
・かつおぶし:1/2pc(2g)
・塩:小さじ1/4
・片栗粉:大さじ1

たれ
・醬油、砂糖:各大さじ1
・水:大さじ2
・片栗粉:各小さじ1

・卵黄:1個
・米油:大さじ1/2
・ごはん:適量

■作り方

(1)にらは2センチ幅に切る。豆腐はさっと水切りする。ボウルに肉だねの材料をすべて入れてよく混ぜる。

(2)フライパンに米油を入れて弱めの中火で熱し、(1)の肉だねを入れて蓋をして3分焼く。ひっくり返して再度蓋をしてさらに3分焼く。たれの材料を混ぜて流し入れてなじませる。

(3)ごはんにのせ、中央に黄身をのせる。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.05.02(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔