兵庫県・伊丹市に、作りたてのフランス菓子を出すカフェができたとの噂。調べてみると、2018年2月にこのコラムでご紹介した「patisserie usagui(パティスリーウサギ)」のパティシエール・村西理沙さんの新展開。さっそく出かけてみました。

 阪急伊丹線伊丹駅から南東に徒歩約7分。八百屋さんや蒲鉾屋さんもある、どこか懐かしい雰囲気を残したアーケード商店街に、そのお店「CAFE MARTIN(カフェマルタン)」はありました。

 店内はゆったり広い空間です。様々なアンティーク風のテーブルと椅子が並び、高い天井から乳白色のランプシェードが下がっていて、フランスのカフェを思わせる落ち着いた雰囲気。

 お店に入って左側のカウンターに並んでいるのは、サブレなどの焼き菓子。レモンケーキやフィナンシェ、クッキーなどをテイクアウトするお客もちらほら。

 このカフェの魅力は、なんといっても、作りたてのスイーツをイートインで楽しめること。

 そのメニューを紹介しましょう。

 「ピスタチオのミルフォイユ」は、2種類のピスタチオクリームをパイ生地にサンドした人気の一品。食べるとサクサクのパイの香ばしさとピスタチオの風味が口いっぱいに広がります。

 「シュガーバタークレープ」は、熱々の焼きたてクレープに、サトウキビ100%のフランスの砂糖・カソナードとバターをトッピング。焼きたてのむっちりしたクレープ生地のおいしさをシンプルに味わえます。

 「パリブレスト」は、パリ生まれのお菓子で「パティスリーウサギ」の一番人気商品。ナッツペーストをシューに挟んだできたてを味わえます。キャラメリゼしたアーモンドとヘーゼルナッツをたっぷり使っていて、コク深いナッツペーストの濃厚なおいしさが際立ちます。コーヒーと好相性。

 「キャラメルチョコバナナのプチパフェ」は、チョコ、バナナ、クリーム、アイスクリームのゴキゲンな組み合わせ。大人のおやつにぴったり。

 他には、自家製ブリオッシュを使ったフレンチトースト「パンペルデュ」や、季節限定のイチゴのミルフォイユ「ナポレオン」も。スイーツ好きは「シュクレ」と書かれた手書きメニューを眺めて、しばし迷うはず。

 そういえば以前、コラムで紹介した時、「できたてのデザート菓子を味わってもらえるサロン・ド・テがしたい」と村西さんは言っていたのでした。その夢を実現しての、カフェの開業です。

2024.04.14(日)
文・撮影=そおだよおこ