今後の目標は、作品のスパイス的な要素となる俳優

――ほかにも、映画のみどころがあれば教えてください。

 今回もTVシリーズと一緒で、すべてをオブラートに包まないところ。普段口にできないようなことを登場人物たちがサラッと言ってしまうので、衝撃的な映画になっていると思います。だから、ハラハラするシーンも多いし、現場でも息をすることを忘れてしまうこともありました。あと、文化祭でやるために練習している舞台「ひかりごけ」での、みんなの扮装も面白いんです。岬はメガネをかけて髪型は7:3。でも、カメラが引きで撮っているからよく分からない……。目を凝らして見てみてください(笑)。

――今後、西井さんはどんな俳優を目指したいと思いますか?

 僕としては、作品のスパイス的な要素になりたいんです。少しでもいろんな作品に参加したいし、締めるとかまとめるとかという意味で、いろんな監督さんから呼んでもらえる俳優になりたい。もちろん、主演もやってみたいですが、年に1本主演作に出るのなら、脇役でも年10本出る方がいい。いろんな監督さんや役者さんにお会いして、勉強したいんです。

――以前、『告白』で共演した松たか子さんに憧れている、という話を聞きましたが……。

 松さんのように、目で演技できる、目で伝えられる俳優さんに憧れています。『告白』のクライマックスでは、現場で泣けてしまったんですよ。あと、松さんには、相手がやりやすい環境を作ってくれるという意味でも憧れています。それはキャストでも、スタッフさんに対してでも同じで、常に気を遣ってくださるんです。

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2013.01.04(金)
text:Hibiki Kurei
photographs:Nanae Suzuki
hair&make-up:fringe