日本文化をアピール、抹茶クッキーは大好評!

真っ先にターキーがなくなりました。私は息子が食べなかったので、食いっぱぐれずに済みました。コーンブレッド、マッシュポテト、スタッフィング(ターキーの詰め物)などは、それぞれの家庭の味があって、食べ比べができて楽しかったです。あまった分は、クラス委員が食料支援の非営利団体City Harvestと the Yorkville Common Pantryへ寄付したと聞きました

 長男にとってのメインイベントは、一年生全員が学校の食堂に集まったサンクスギビングパーティでした。感謝祭にちなんだメニューが並びます。お肉が苦手な長男は、メインの七面鳥も食べず、あれもこれもとデザートを欲張って、ルンルン。子供は食べるだけですが、親の私は準備に追われました。

 長男のクラスはデザート担当。クラス委員から申し渡された私の担当はブラウニー。ナッツは禁止ということと共に、卵や小麦アレルギーの子もいるため、原材料の全表示も義務づけられました。材料の判るスーパーのは甘過ぎるし、かと言ってケーキ屋さんやデリでは、全材料を教わるのは無理なので、焼こうと決心。とはいえ、一から焼くのは断念して、初めてブラウニーキットを買ってみました。ただ焼けば良いのと、卵とバターと混ぜて焼くだけというお手軽パックの2種類。これが意外に好評で、「レシピを教えて!」と言ってきたママも(笑)。

 そして、抹茶クッキーも持参しました。こういう会は、日本文化をアピールする絶好のチャンスなので、いつも何かしら和を感じる品を差し入れています。10人以上から、「あなたが作ったのね!」「娘に食べてみてって言われて食べたら、美味しかった」「抹茶クッキーを持って遊びに来て!」と声をかけてもらい、中には初めて話した人も。後日、長男を学校に送り届けてから、抹茶クッキーを携えて、次男だけ連れて本当にお邪魔しちゃいました。NYは、日本に対して良いイメージを持っている人が多い気がします。

 授業参観もでしたが、平日なのに両親そろって参加という家庭も多く、パパだけという家もあるほど、パパの参加率が高いんです。パーティ用の飾りつけも、パパがいると役割分担ができるので、とても助かります。こういうパパの姿を見て、大人になる男の子たち。だから、育メンが育つのでしょうね。

Column

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2012.12.18(火)