京都の誇る名料亭「和久傳」が
発祥の地に開いた工房＆美術館

10年もの歳月をかけて
3万本を植樹した「森」

●和久傳ノ森

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　明治3年に京丹後で創業した歴史をもつ料亭「和久傳」。

　その地に恩返ししたいと作り上げたのが、10年かけて3万本の木を植えた「和久傳ノ森」だ。

　広大な緑の敷地の中に設けられたのは、工房とレストラン＆ショップ、そして美術館。

 「工房レストラン Wakuden MORI」は京丹後や近郊の農家から届けられる野菜を主役に、調味料まで地元のもので揃える。

Photo＝Koichi Higashiya
Text＝Mako Yamato