海外旅行歴30年のエッセイスト、柳沢小実さんがおしゃれ&スマートな旅じたくのヒントを伝授。パッキングのコツや荷物の減らし方、洋服の選び方など、旅がもっと楽しくなるtipsを5回にわけてご紹介します。
緩衝材、果物用のネットが大活躍
旅では爆買い派。どこの国でも書店で長居して、ヨーロッパや北欧では蚤の市でアンティークを、アジアの国々では食器と食材を。家族や友人たちからは「また買い出しに行くのね!」と言われるほどです。
どれも大切なものだから、壊れないように大切に持ち帰りたい。場数を踏みまくって、失敗もして、持ち帰る技術もかなり磨かれました。
食器や調味料、ジャムなど瓶ものの持ち帰りのために、必ずプチプチとマスキングテープを持っていきます。
プチプチは100円ショップなどにある正方形のシート状のものと、袋状のものが両方あると便利。旅先では、プチプチに包んでもらえなかったり、プチプチが手に入らなかったりすることも多々あるので、必ず持参しています。
ちなみに、お皿やお碗など、プレーンな形状の食器のほうが持ち帰りやすいので、ポットやカップ&ソーサーなどは、よほどでない限り買わないと決めています。
プチプチで包んだものを手荷物で持ち帰るならば、手荷物バッグの底に新聞や服などを敷いて衝撃防止対策を。スーツケースの中に入れる際は、プチプチの上からさらに洋服に包んだり、小さい食器は次に紹介する食品保存容器の中に入れたりしています。
2018.11.01(木)
文=柳沢小実
撮影=山元茂樹